県立芸術大学学生寮(女子寮)に関係する経緯 2007年法人発足以前の状況

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2011/02/27

県立芸術大学学生寮(女子寮)に関係する経緯  2007年法人発足以前の状況


1995 – 2001 第6代学長川上実

川上学長在任中に県立大学が新しい建物になったから、傷んで来た芸術大学の建物の整備を要求しようということになりそのための委員会を学内につくって施設整備の計画案をまとめて県に示した。しかし県は万博にお金がかかるから芸術大学の大々的な整備には取りかかれないといって受け取らなかったと2001年に川上学長より説明があった。その委員会は島田学長には引き継がれていない。


1998年 大学は芸術学専攻設置を計画し県・文科省と折衝。県は施設設備と教員枠の増加を認めず、大学内でのやりくりで新専攻設置を計画することになった。この時点で教職員寮・教職員住宅の転用等が大学側で検討された。


2001年 美術学部美術科に芸術学専攻設置。


2001 – 2007 第7代学長島田章三


2003年 国立大学の法人化とおなじように愛知県立3大学も法人化されることになるだろう。その前に両学部に博士課程を設置しようと大学は希望して、県・文科省と折衝をはじめた。一方、県は法人化後の設置を主張した。


2004年11月 「県立の大学ありかた検討会議」より存在意義・改革の目標・改革の方向性などの提言がされた。


2005年2月 「あいち行政改革大綱2005」を県は策定。そのなかで福利厚生施設の廃止が示された。


2005年3月 県は「県立3大学の改革方針」を定めた。それに基づいて、県と県立3大学で行われた大学改革の検討会議で、県が設置した担当部署である「大学改革室」から芸術大学の学生寮・教職員住宅・外人公舎・公舎は福利厚生施設にあたるので廃止するという考えが示された。芸術大学はこれらの施設はすべて教育上必要なものであると主張したが、結論は法人化後の検討を待つとして先送りされた。


2006年3月 県は「愛知県大学改革基本計画」を発表。


2006年4月 県は役職として「大学監」を定め、県と県立3大学による法人化の準備のための会議が2007年3月までの1年間、持たれた。この年度においても芸術大学の建て替えは論議されていない。2006年3月に発表された「愛知県大学改革基本計画」に基づいて法人化後に整備計画が検討されることになっていた。芸術大学からは学生寮・教職員住宅・外人公舎・公舎はすべて教育上必要なものであるとの主張がされていた。

2005年度・2006年度において芸術大学内で施設整備の具体的な計画は検討されてはいない。


2006年夏 三ヶ峯寮(女子寮)が廃寮になるとの方針が示された事に対して、当時の学生部長天野武子教授・美術学部長大谷茂暢教授・音楽学部長安元弘行教授等存続の必要性を県にうったえる。


2006年12月 県から発注されている改修基本計画が途中で改築に方向転換するよう指示された。

島田学長在任中に「大学改革」をテーマにした法人化へむけての検討はされたが、大々的な施設整備の計画の検討はされなかった。


2007年4月 愛知県公立大学法人発足。設置者が愛知県から愛知県公立大学法人に変更される。


2007 -  第8代学長磯見輝夫

 

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