奥村まことのブログ 吉村順三先生に学んで

 

カワモズク

2013年2月12日

川が濁ると目にみえるが、水質の変わり方は目では識別できない。水の流れる道すじが変わったり、いつもと違う成分があったりすると川や海に変化が起こる。工場排水や建設現場の化学成分があると、川や海が汚染する。カワモズクは、それらの問題を計る計測器であるから、カワモズクの発する言葉に耳をかたむけなければいけない。寒い気候のこの時期がカワモズクの生育するときだと聞いた。さまざまな自然現象は音の無い言葉を発して人間に忠告するが、聞くことの出来る耳を持った人は限られている。イルカと話が出来る人のように、植物や昆虫と話が出来るひとの意見をきこう。え、カワモズクさん、なんだって?うん、うん。と。

堀越川 2012年3月

堀越川 2013年2月